WEBPR(パブリシティ)~WEB媒体への情報提供と影響力


ターゲットメディアが特定され、メディアへの情報提供方法も、サイトを確認して、送付先が、わかったと仮定します。

その後、リリース配信という流れが一般的ですが、リリース配信のタイミングもWEB媒体ならではの特徴があります。

リリースの配信タイミングですが、紙媒体中心で動いていた数十年前、リリース配信は月曜日から木曜日までがよいとされていた時代もありました。

金曜日にリリースを配信すると、その情報は翌日の土曜日にしか掲載されず、土曜日の新聞を圧倒的に見ている人が少ないからという理由です。

新聞の朝刊に掲載されるには、夕刊に掲載されるには、どうしたら良いか?というのが、広報の仕事であり、PR会社のコンサルティングに求められたノウハウで、セミナーのテーマの一つでした。

しかし、今はそんなことありません。WEBメディアに影響力が出てきており、WEB媒体では、発表したら即掲載されるためです。月曜日だろうと、金曜日だろうと、その日に掲載されます(※土曜日、日曜日は編集部がいないので、月曜日掲載になる場合があります)。

そしてバリュー次第ですが、転載もされます。スマホでニュースを読むことが、当たり前になったことでWEB媒体の影響力が強くなっているということが言えます。

紙媒体中心の時代では従来ならあり得なかった、街の小さなニュースや街の小さな出来事が好意的な反応を持って、全国的に伝わり、奇跡を起こすこともあります。

一方でネガティブなことも同様に即掲載され、転載され、拡散されていき、大変な事態に発展することもありました。つまり炎上です。

WEB媒体の発展は、従来のメディアの枠組みでは伝わりづらかった小さな出来事、共感できる好意的な反応を拡散したり、一方で、炎上という新たな副産物ももたらすことになりました。