サービス提供のきっかけ(4)~戦略戦術のミスマッチ


PRコンサルタントの「数」も「質」も「時間」も有限です。
経験のある人が相談に乗ってあげられることは日本において非常に難しくなってきたと現場にいて感じています。

 

PR会社で400社以上の様々なケース(スタートアップ、ベンチャー、大企業、中小企業、外資企業、新サービス、初進出、既存サービステコ入れ、危機管理など)の相談を経て、結果、何をヒアリングすればよいのか、課題を抽出して、最適なPRツールを提案できるのか知見をため込んできました

 

一番重要である「ヒアリング」部分を工夫すれば、対面でなくても、より多くの人に、従来の4分の1ほどの価格で、「知見のあるコンサルタント」から必要なアドバイスを提供でき、かつ、必要な時にその都度、費用を払うことで、固定費を抑えるサービスを提供することも可能ではないか。

 

今後の方向性を決定しないまま、間違った方向性のままスタートしたら、最終的に大きな追加費用、または事業のそのものがとん挫するかもしれません。

 

例えば、スタートアップやベンチャー。従来のようにじわじわと商品が市場に受けれられてマジョリティーに到達するのではなく、トライアルカスタマー(新しものの顧客)とバーストマジョリティ(爆発的に広がる一般層)の2段階で極めて速く浸透する時代がやってきました。歩きながら、少しずつPR戦略を考える、うまくいったら費用をかけて考える、ではマーケットの速さに取り残されてしまいます。

 

その解決策は「広告」であれば、広告の中でも「CM」を打つべきという回答もあるかもしれません。
「PR」向きのサービスで、その解決策がメディアへの発表会がベターと判断するかもしれません。

無名なスタートアップ、新規事業だからこそコンサルティングを受けるべきである。

 

しっかりしたプロに相談して、方向性を固める。

そのうえで自分がやらないといけない部分(コミュニケーション戦略の明確化)と、他人に任せる部分(代理店に提案・実行を求める戦術)とをしっかり見極め、動き出せば「PRの失敗」は防げます。