地方企業でも容易になった、ZOOMを活用したオンライン記者会見、記者セミナー、記者勉強会について


オンライン記者会見がスタンダートになりつつある。
この流れは、東京で記者会見を躊躇してきた地方企業にとっては朗報です。

日本全国、どの企業でも
「事業説明会」「新製品発表会」「新サービス発表会」「製品サービスに関する勉強会」

などを、容易に開催できるということです。

※多くの企業が容易に記者会見を行うという手段が得られた以上、次は記者会見の質が問われていくことにはなりますが
※7月末現在、通常のリアルな記者発表会なら10媒体前後の発表会で、オンラインだからこそ20媒体~50媒体集まるケースもあります。
※資料ダウンロードは下部より

 

ZOOM、Teams、GoogleMeetなどツールは多種多様

昨今、リモートワークの結果、メディアに対して何らかの情報を提供していく手段が、必然的にオンラインに移行してきました。

メディアとクライアントとのインタビュー取材、メディアへの情報提供、そして、メディアを集めた発表会、記者会見、セミナー、勉強会(以後、総称してメディア発表会)など。

インタビューなどは以前から電話でも行っており、メディアへの情報提供の手段として電話、メールはコロナ以前からでも行っている方法なので、この辺は、リモートでも、広報PR業界に身を置いている者の中で、特に心配ごとはなかったかと思っています。

しかし、何らかのメディア発表会となると、オンラインで一体可能なのだろうか。

  1. 通信の問題
  2. オンライン発表会運営(設定)の問題
  3. セキュリティの問題
  4. プレゼン資料など見せ方の問題

私自身は、IT関係のクライアントを持っていた関係で、比較的オンラインに相関性のある業界だったこともあり、他社事例の収集をするよりも、まずは自分たちで試し試し実施してみようという状況になりました。

海外とのクライアントとのやり取りに、昨年ごろからポリコムやSkypeといった音声での会議から、ZOOMやMicrosoft Teamsが使われ始めていたこともあり、オンライン会議というものには、慣れ親しんでいました。

オンライン発表会という手段に対して、壁を設けることなく、容易に準備できたほうかもしれません。

 

セキュリティ懸念があるもののZOOMがスタンダードなツールに

ZOOMを普段から使っており、使い慣れている点、また事例が少ない中の3月においてもメディアからの情報によると、ZOOMによる記者発表会が多かったという情報に基づき、私が関わった案件ではZOOMを使用しました。

4月、5月以降多くのメディア発表会においても、ZOOMがスタンダードなツールになっているようです。
(参考記事:https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2005/27/news038.html)

ZOOMはセキュリティリスクがあるということで、一時、大手企業を中心にZOOM以外のツールを使う動きもありました。
(参考記事:その後懸念点などは改善しているようです
https://enterprisezine.jp/article/detail/12909
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1a983c40321a39f4a4213f1e30fa7ee728082d0)

その流れで、お客様から「ZOOM」ではセキュリティ対策が不安だから、他の手段での実施できないかと相談されたことが1件だけありました。

「そもそも記者発表会は記者を通して世の中にオープンにすることである。仮にZOOMを通して、情報が抜かれたとして、何か不都合なことがあるなら、やめるべきだが、メディアに対してオープンにすることであれば、その辺のリスクは気にする必要はないのでは」

と答えましたが、会社の方針だったようで、Teamsになりました。

 

ZOOM発表会の運営側に回り分かった「設定」ポイント

基本はお客様がツールを選択して、私どもは、

「メディアに対して情報の出し方、案内状の書き方などのアドバイス」

を実施しています。

しかし、古くからのクライアントで、かつ社内的な事情もあるようですが、トラブルが起こった際の社内的な言い訳の手段として、私の方で運営、実施してほしい、という要望が複数件ありました。

お互い理解したうえで、かつリハも数回実施するので、結果大きなトラブルは起こりませんでした。

正直、運営に回るのは嫌でした。責任をかぶることになるからです。実際のリアルでの発表会を行う際、絶対に運営まわりは外注します。

一方、私の方で設定をいじり、何度もリハを実施したこで、ZOOMによるメディア発表会の「準備する点」「注意点」が見えてきました。

まとめた資料があるので、ここまで読んで興味がある方は、以下までアクセスしてもらえればと思っています。

東京以外の企業がメディア発表会を実施するには、会場の問題(どこで実施するのか)、コスパの問題、発表内容の問題、誰が登壇するかなど社内調整の問題など、多くの懸念点がありました。

それらを払拭してまで実施することに、担当者レベルでは二の足を踏んできたのは当然ですが、今は、どこからでも記者発表会が可能となりました。

ぜひ、地方の企業の皆様には、発信の機会が平等になってきた今、実施までこぎつけてもらえればと思っています。

ご興味のある方は、ダウンロードサイトまでお越しください。(無料・メールアドレスのみ記載、同業他社様からのご連絡はご遠慮しております)

https://bit.ly/3kRj8yB