PR/コミュニケーション業務~(3)外資系PR会社の特徴
PR会社、PR代理店という言葉自体、初めて目にする、耳にする方も多いかと思います
「認知を上げてもらえる戦略を立ててくれるらしい」
「売上につながるメディア露出を考えてくれるらしい」
この業界の存在をどういう状況で知ったか、
その人のコミュニケーション業務におけるバックグラウンドなどによって、
実は捉え方が違ったります。
さらに、やっかいなのは、この業界に携わっていても、いなてくも、
同業他社が何をやっているのか分からない人や会社が多いのもこの業界の特長の一つです。
ブログ内の「サービス提供のきっかけ」にも書かせてもらっていますが、
「まさにミスマッチ」を引き起こしやすい状況が生まれやすい環境にあります。
さて、その一つが外資系PR会社と日系PR会社。
まったく似て非なる会社といってもいいです。
外資系PR会社の特徴
- 英語対応に強い人材が多く、外資系企業のPRに慣れている
(本国の広報担当とのやりとりなども慣れている) - グローバル企業のクライアントが中心のため、外資の本社と日本支社の内容調整などが得意
(日本特有のメディアの特性などを本国の人に伝えるのに慣れている) - 全世界に拠点があるので、日本以外の国でのPRも相談しやすい
- PRの戦略やプランニングを中心に行なう会社が多く、そこを得意としている
一方で、マイナスポイントと、経験値として感じる点は、
- 日本においては、人材が不足している場合が多く対応が遅い場合がある(日本支社の従業員が少ない)
- 対クライアント対応(本国)は強いが、日々の実務やメディアリレーションなどメディアへのアプローチに弱い場合が多い
- 英語を必須としている場合が多く、英語はしゃべれるがPRの知識が不足している人が多い傾向にある
- 費用は細かくリストアップし請求するパターンが多く、月々の請求費用にブレが多い
(続く)